日本の歴史を感じる 時代劇映画特集 ~往年の名作から最新作までお届け~

超高速!参勤交代

超高速!参勤交代

痛快、疾走!歴史エンターテイメント超大作!!
上半期に興収14億円以上のスマッシュヒットを記録!

幕府から命じられ、実際に参勤交代を行っていた波乱万丈な大名たちの姿をコミカルに描いた時代劇。幕府から“5日以内に参勤交代せよ”と言われた湯長谷藩が、カネなし、人なし、時間なし!の状況の中、奇想天外な作戦で立ち向かう痛快歴史エンターテインメント。お約束のオンパレードでも役者の面々の濃さと脚本のテンポの良さは秀逸!

超高速!参勤交代 リターンズ

超高速!参勤交代 リターンズ

<参勤>より<交代>はもっとピンチ!今度は城まで奪われる!?
弱小貧乏藩の奇想天外な作戦がふたたび幕を開ける!!

江戸時代、老中・松平信祝の差し金により幕府から突然参勤交代を命じられた磐城国(現在の福島県いわき市)の湯長谷藩。金も人手も時間も無い中、知恵と工夫でなんとか江戸への参勤を果たすが、故郷へ帰る「交代」までが「参勤交代」。藩主の内藤政醇率いる一行は、湯長谷を目指し江戸を出発する。あとは帰るだけ、と思ったのも束の間、その道中、湯長谷で一揆が起きたことを耳にする。政醇たちに打ち負かされた信祝が、さらに大きな権力と最強の刺客を手に入れ、湯長谷藩を壊滅させようと逆襲を始めたのだった。 一揆を収めるためには、2日以内に藩に帰らなくてはならず、さらに「交代」には大名行列も必要になる。彼らは行きの倍の速さで走り、宿役人の目を晦ましながら、命からがら湯長谷に辿り着くが、すでに城は乗っ取られ、田畑は踏み荒らされた後だった。城を取り巻くおびただしい数の幕府軍、対する湯長谷藩はたったの7人。

殿、利息でござる

殿、利息でござる

3億円集めて、ビンボー脱出!
庶民vsお上!知恵と勇気と我慢の銭戦が今、はじまる…。

金欠のため、百姓や町人へ容赦なく重税を課していた仙台藩。中でもさびれ果てた小さな宿場町・吉岡宿では、破産と夜逃げが相次いでいた。町の将来を心配する十三郎は、知恵者の篤平治から宿場復興の秘策を打ち明けられる。それは、藩に大金を貸し付け利息を巻き上げるという、百姓が搾取される側から搾取する側に回る逆転の発想であった。計画が明るみに出れば打ち首確実。必要な資金は千両。現在の3億円という大金を水面下で集める、前代未聞の頭脳戦が始まった。

お坊主天狗

お坊主天狗

天下無敵の豪剣が、江戸の悪を吹き飛ばす!
片岡千恵蔵、大川橋蔵、美空ひばりら豪華スター競演の痛快時代劇。

お坊吉三こと番匠谷吉三郎は、もとは千石取りの旗本。3年前、主君の本多越中守の凶刃に非業の死を遂げた父・蔵人の無念を晴らさんと、禄を捨てて仇討本懐の機をうかがっていた。越中守は今を時めく老中のひとりとなり、主席家老・会田修理之介、悪徳商人・渡海屋万兵衛らと結託し、悪の限りを尽くしていた。それを知った吉三郎は、私怨を忘れ、江戸庶民の幸せのために叩き潰す決意を固める。

虎の尾を踏む男達

虎の尾を踏む男達

日本映画の至宝・黒澤明が鋭く解剖する時代名作“勧進帳”。

北陸道を急ぐ山伏姿の七人の男達がいた。兄の源頼朝から逃れる弟の義経と弁慶ら一行だ。村で雇った強力から、関所では義経らを捕まえようと厳しい警護がなされている事を聞く。安宅関で一行は南部東大寺建立の為の勧進山伏を装い通過しようとするが、関所の富樫は一行を疑い勧進帳を読めと迫る……。 能の「安宅」や歌舞伎の「勧進帳」で知られる義経一行の関所越えを元に作られ、ミュージカルともいうべき異色作。戦争末期の悪条件のなか、限られたセットで撮影されたが窮屈さを感じさせない。弁慶に大スター大河内傳次郎を、強力に当時人気絶頂のコメディアン、エノケンこと榎本健一を起用した贅沢な作品。

どん底

どん底

ゴーリキイの同名戯曲を江戸の長屋の話に置き換えた骨太の人間ドラマ。

江戸の場末の棟割り長屋には、自堕落だがバイタリティー溢れる人々が住んでいた。その中の一人、泥棒の捨吉は大家の女房と密通を重ねていたが、本当は妹のかよに惚れていた。ある日、長屋に巡礼の老人が現れ、人々に悟りきった事を説いてまわる。賛同する者も出て、長屋の雰囲気は変わり始めるが……。 ゴーリキイの同名戯曲を江戸の長屋の話に置き換えた骨太の人間ドラマ。入念なリハーサルを行い、複数のカメラで一気に撮りあげるマルチ・カメラ方式による演出が頂点を極めた作品として絶賛された。それを可能にしたのは、芸達者な俳優をズラリと揃えたキャスティング。特に山田五十鈴の入魂の演技は最大の見所。

七人の侍

七人の侍

破格の製作費と年月をかけて作られた日本映画史上空前の超大作であり、
世界に誇る日本映画の最高傑作。

戦国時代、野武士達の襲撃に恐れおののく村があった。村人達はその対策として、用心棒として侍を雇う事にする。侍さがしは難航するが、才徳にすぐれた勘兵衛を始めとする個性豊かな七人の侍が決まった。最初は侍を恐れる村人達だったが、いつしか一致団結して戦いに挑むことに。しかし戦闘は熾烈を極めた……。
破格の製作費と年月をかけて作られた日本映画史上空前の超大作であり、世界に誇る日本映画の最高傑作。マルチ・カメラ方式の導入等による斬新で臨場感溢れる映像。加えて徹底した時代考証や緻密な脚本により、実際にあったかのような錯覚に陥らせる。迫力ある本作品は、年月を経た今も人々に感動を与え続けている。

水戸黄門(’60)

水戸黄門(’60)

月形龍之介の13回目、水戸黄門シリーズ。
片岡千恵蔵、市川右太右衛門ら豪華キャストが揃い踏み!

元禄4年、江戸に大火しきり、ために人心とみに乱れ、様々な流言飛言が飛び交っていた。そんな下町の一膳飯屋にいるのは、素性を隠し、大火の原因を探りに来ていた水戸黄門(月形龍之介)、助三郎、格之進の一行だった。飯屋で知り合った浪人・井戸甚左衛門が自分の長屋へと案内すると、そこには甚左衛門の友人お村尾が殺されていた。

水戸黄門(1978)

水戸黄門(1978)

「この紋所が目に入らぬか!」でおなじみの黄門様が加賀で大活躍。
国民的時代劇、最後の映画版。

水戸黄門が悠々自適の生活を送る常陸の国の西山荘近くで、黒覆面の武士一団に襲われた若侍を、風車の弥七が助ける。実は、その若侍は加賀百万石前田家家老の息女・由美であった。彼女の話によると、黒覆面は次席家老・村井主水の放った刺客で、城主の愛妾が自分の妹であることをいいことに、その子・松千代を立て加賀百万石を乗っ取ろうと企んでいるとのこと。さっそく黄門一行は加賀藩とその領民を救うべく加賀へと出発する。

雪之丞変化

雪之丞変化

市川崑の華麗な映像が炸裂する豪華でモダンなオールスター娯楽時代劇!

江戸で人気の上方歌舞伎の女形・雪之丞は、父を死に追いやった土部三斎一派への復讐を密かに誓っていた。義賊・闇太郎の助けを借りて、雪之丞は次第に三斎一派を追いつめて行く…。大スター長谷川一夫の往年のヒット作を、市川崑が長谷川一夫300本記念映画として、オールスターでリメイク。闇の中を飛ぶ白い捕り縄、八木正生のジャズ、長谷川一夫の雪之丞と闇太郎の二役等、華麗な映像とモダンなセンスに貫かれた遊び心いっぱいのエンターテイメント大作。

あらくれ大名

あらくれ大名

市川右太衛門主演の時代劇アクション。
徳川家の御曹司でありながら、豊臣家を守る風雲児・松平直次郎の活躍を描く。

徳川家の御曹司の身ながら、落ち目の豊臣家側についた松平直次郎。反骨一代を貫き、戦国武将の意気と情けを天下に示す直次郎は、大坂冬の陣において抜群の働きをみせ勇名を天下に轟かせた。なかでも家康の本陣を夜襲した茶臼山の一戦では、父・家康を死地寸前に追い込み、家康愛用の葵の紋入りの鞍を奪っていた。かくして、家康は大坂城落城は困難とみて講和を結ぼうとする。

たそがれ清兵衛

たそがれ清兵衛

米アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた日本映画史に残る時代劇の最高傑作。

幕末の庄内、海坂藩。平侍の井口清兵衛(真田広之)は妻を亡くし、二人の娘と老母のために下城の太鼓が鳴ると家路を急ぐ毎日。同僚たちはそんな彼を“たそがれ清兵衛”と呼んでいた。ある日、幼なじみの朋江(宮沢りえ)を救ったことから剣の腕が噂になり、上意討ちの討手として清兵衛が選ばれてしまう。清兵衛は藩命に逆らえず、朋江への想いを打ち明け、切腹を不服とする余吾膳右衛門(田中泯)が立てこもる死地に向かった…。

必死剣 鳥刺し

必死剣 鳥刺し

現代人の魂を震わす藤沢周平原作、豊川悦司主演の傑作時代劇。
忠義を貫く武士の悲哀と、その先に訪れる壮絶なカタルシスを描く。

時は江戸。東北・海坂藩では、藩主・右京の愛妾である連子が藩政に口を出し、民の生活を困窮させていた。失政の元凶は誰にも明らかだったが、右京に溺愛されている連子の横暴を止める者はいなかった。そんななか、寡黙な物頭・兼見が独断で連子を刺殺する。愛妻を亡くしこの世に未練のなかった兼見は、己の斬首と引き換えに、政道を是正すべく不祥事を起こしたが、しかし御上からは意外な処分が下される。

雨あがる

雨あがる

巨匠・黒澤明による幻の遺稿脚本を、
28年間助監督として彼に師事した小泉堯史が完全映画化!

時は絢爛の元禄を経た質実の享保時代。武芸の達人だが不器用で仕官がかなわない武士、三沢伊兵衛とその妻たよ。折からの豪雨が旅の途にある夫婦を宿場町に足止めさせる。二人が泊まる安宿には雨が上がるのを鬱々と待つ人々が大勢いた。そんな彼らの心を和ませようと伊兵衛は妻に禁じられている賭試合で金を都合し、酒や食べ物を振る舞う。人々に笑顔が戻った時、雨もようやく上がった。やっと外に出られた伊兵衛は偶然若侍同士の果たし合いに遭遇してしまい、懸命に彼らを止めるのだった。その一部始終をこの宿場の藩の城主である永井和泉守重明が見ていた…。

最後の忠臣蔵

最後の忠臣蔵

役所広司、佐藤浩市競演!
使命に殉じる元・赤穂浪士の姿を通し、忠義とは何かを問う骨太時代劇。

大石内蔵助を筆頭とする赤穂浪士たちの討入りから16年間、名誉の死を許されなかった寺坂吉右衛門と瀬尾孫左衛門。英雄になれなかった死に損ないの吉右衛門は、赤穂浪士の遺族を捜して全国を渡り歩いていた。一方、孫左衛門は武士の身分までも捨て、可音と名づけた内蔵助の忘れ形見を密かに育てあげる。やがて可音は、美しい娘に成長する。

千年の恋 ひかる源氏物語

千年の恋 ひかる源氏物語

吉永小百合、渡辺謙、天海祐希ら豪華スター競演!
『源氏物語』の幽玄な愛の世界を描く豪華絢爛な歴史絵巻。

藤原道長とその兄・道隆が、し烈な覇権争いを繰り広げている京の都。道長の娘・彰子の教育係として越前国から京へとやってきた紫式部は、道隆の娘・定子の教育係が清少納言と知り、静かな闘志を燃やしていた。そして彼女は心の清い彰子に、自らが人生をかけて紡いでいる、壮大で数奇な“男女の愛の物語”を説いてゆく…。

壬生義士伝

壬生義士伝

浅田次郎の同名時代小説を『おくりびと』の滝田洋二郎監督が手がけた時代劇大作。

その男、名は吉村貫一郎。幕末の混乱期に、尊皇攘夷の名のもと、京都府中守護の名目で結成された新選組の隊士である。幕府の力が弱まるにつれ、明日をも知れない運命に翻弄される隊士たちの中で、貫一郎はただ一人、異彩を放っていた。名誉を重んじ、死を恐れない武士の世界において、彼は生き残りたいと熱望し、金銭を得るために戦った。全ては故郷の妻と子供たちを守るためだった…。

四十七人の刺客

四十七人の刺客

「忠臣蔵」の定説を翻し、従来とは異なる角度から事件の真相を描いた
池宮彰一郎のベストセラー小説を市川崑監督が映像化。

世に言う「忠臣蔵」の定説を翻し、従来とは異なる角度から事件の真相を描いた池宮彰一郎のベストセラー小説を市川崑監督が映像化。本作が久々の時代劇出演となる高倉健が貫禄たっぷりに大石内蔵助を演じる。元禄14年、江戸城内での殺傷の罪で浅野内匠頭は切腹し、お家を断絶。忠臣・大石内蔵助は、主君の仇である吉良上野介の暗殺計画を立てる。その陰謀に気づいた大石側の司令塔・色部又四郎は、食い止めるべく暗躍する。従来の忠臣蔵を、現代的な情報戦・経済戦争という視点で実証的に描いた、映画誕生100年記念作品。

影武者

影武者

1980年度カンヌ国際映画祭グランプリに輝く超大作。

武田信玄の遺言により、信玄の影武者が誕生する。素性が盗人ではとうてい勤まりそうになかったが、信玄の密葬に感動してからは立派に勤めを果たそうとする。他方、家康と信長の生死をさぐる陽動作戦に出るが、一子・勝頼はそれを迎え撃ち勝利する。喜びもつかの間、信玄の愛馬から落馬したことで影武者である事が暴露されてしまう……。
主役交代劇、主役を除く全配役のオーディション、200枚におよぶ水彩画絵コンテ、特別に許可がおりた国宝級の城の撮影。製作発表から完成までに、多くの話題を集めながら、華麗でダイナミックな重量級の戦国絵巻が誕生した。1980年度カンヌ国際映画祭グランプリに輝く超大作。

柳生一族の陰謀

柳生一族の陰謀

錦之介、千葉真一ら豪華キャストが競演!
柳生一族の存続を賭けた凄まじい死闘を描く時代劇。

元和9年、2代将軍・徳川秀忠が江戸城・大奥にて死去。それは世継問題も絡み、全国諸藩の大名を巻きこむ波乱の幕開けだった。3代将軍の座は長男・家光(松方弘樹)が継ぐはずだったが、亡き秀忠は次男・忠長(西郷輝彦)を溺愛。天下にその権力を示そうとする柳生但馬守(萬屋錦之介)の陰謀は死闘へと広がっていく。

魔界転生(1981)

魔界転生(1981)

天草四郎や宮本武蔵が、現世で果たせなかった夢と願望を満たすため、
黄泉の国から甦る痛快時代劇!!

寛永15年。幕府軍によって一揆勢はことごとく惨殺され、若き総大将の天草四郎時貞(沢田研二)もその首をさらされた。その夜、悪魔の力を自らのものとし、雷鳴と共に黄泉の国から蘇る四郎。黒魔術で細川ガラシャの霊を呼び出し、その肉体を復活させたのだ。宮本武蔵(緒形拳)、柳生宗矩(若山富三郎)らが“魔界衆”に加わり…。

武士の献立

武士の献立

料理上手の”出戻り娘”が嫁いだのは、”でき損ないの包丁侍”。
ふたりは本当の夫婦になれるのか?

優れた味覚と料理の腕を持つが、気の強さが仇となって1年で離縁された春(上戸彩)は、ひょんなことから加賀藩の料理方である舟木伝内(西田敏行)に料理の腕を見込まれ「息子の嫁に」と懇願される。伝内のたっての願いで、息子安信(高良健吾)のもとへ嫁ぐことを決意した春だったが…。

柘榴坂の仇討

柘榴坂の仇討

彦根藩士の志村に、井伊直弼の敵討ちの命が下る。
13年後、ついに刺客を探し出すが…。

安政七年。彦根藩士・志村金吾は、時の大老・井伊直弼の「御駕籠回り近習役」として仕えていたが、雪の降る桜田門外において水戸浪士たちに登城行列が襲われ、眼の前で主君を失ってしまう。両親は自害し、妻セツは酌婦に身をやつすも、金吾は切腹も許されず、仇を追い続ける。そして13年が経った明治六年、逃亡した浪士たちが次々と命を絶ち、仇討が政府に禁じられるなか、遂に金吾は最後の仇の一人・佐橋十兵衛を探し出す。十兵衛は俥引きの直吉として名を変え生き永らえていた。金吾を乗せた直吉の俥は、雪の降り積もる柘榴坂に向かうが…。

隠し砦の三悪人

隠し砦の三悪人

美姫と黄金を守敵中突破!勇壮!豪快!冒険娯楽活劇巨篇!!

戦国の乱世、秋月家は隣国の山名家と戦って敗れる。秋月家の侍大将・真壁六郎太は、世継ぎの姫君・雪姫を擁して隠し砦にこもる。六郎太はお家再興のための軍資金を運び出す脱出計画を練るが、敵地を横断突破するより他に道はない。六郎太、雪姫ら一行は奇策に満ちた敵中突破作戦を開始する……。 危機また危機、アクションに次ぐアクションが小気味いい痛快娯楽時代劇。黒澤監督が初めて手掛けたシネスコ大画面の作品であり、張りつめた緊張感とダイナミズムが観る者を圧倒する。ジョージ・ルーカスが本作から「スター・ウォーズ」のC-3POとR2-D2コンビのアイデアを得たというエピソードは、あまりにも有名。

蜘蛛巣城

蜘蛛巣城

シェイクスピアの「マクベス」を戦国時代に翻案。
原作の持つ弱肉強食の凄まじい世界観と噛み合って強烈な物語になった。

戦国時代、蜘蛛巣城の城主・国春に仕える鷲津武時は謎の老婆の予言を聞く。それによれば武時はやがて城主になれるという。もとより権力欲の強い武時は妻の勧めも手伝い君主を殺害、城主に収まる。また疑心暗鬼から盟友の親子をも手にかける。君主と親友を殺害した武時は、次第に妄想に取り憑かれていく。そんな時、隣国から軍勢がなだれこんでくる。先手の将は武時に君主殺しの濡れ衣を着せられた軍師だった……。
シェイクスピアの「マクベス」を戦国時代に翻案。原作の持つ弱肉強食の凄まじい世界観と噛み合って強烈な物語になった。能様式を取り入れた演技、巨大なオープン・セットによる鉄壁の蜘蛛巣城が雰囲気を醸し出す。

赤ひげ

赤ひげ

養生所の門は、雪どけの太陽に、まぶしく輝いていた……。

貧しい人々の為の医療施設・小石川養成所に派遣されたエリート医師・保木登は、赤ひげが所長を努める下で働く事が不本意だった。しかし、貧困にあえぎながらも懸命に生きる人々と接し、座敷牢の狂女や娼家の幼女に出会ったり、赤ひげの医療技術の深さを垣間見るうちに、次第に考え方が変わっていった……。
本建築に近いオープン・セットは生活感を出すため約1ヶ月間床や柱をこすり道を踏み固めた。また狂女視線を強調するためにキャッチ・ライトを応用したりと、スタッフのクオリティの高い仕事ぶりが隅々に見受けられる。こうした努力と俳優陣の名演とが相俟って黒澤監督の集大成とも言うべき、日本映画史に残る大作となった。

用心棒

用心棒

地獄の門であった凄い奴二人。ピストルか刀か、壮絶の対決迫る!

二大勢力の縄張り争いに明け暮れ、すっかり荒れ果ててしまった小さな宿場町。そこに流れてきた桑畑三十郎と名乗る凄腕の浪人は清兵衛親分の用心棒になるが、女房の強つく張りに嫌気をさし、敵対するもう片方の丑寅を訪ねる。丑寅には短銃を使う弟がいた。結局、両派を煙に巻き、同士討ちを企てるが……。
痛快娯楽時代劇の決定版。望遠レンズを多用したスピード感溢れる映像に、ユーモアを織り込んだ爽快なストーリー。十秒で十人を切ってしまう浪人役の三船敏郎の素早い立ち回り、クライマックスの二大対決シーンなど見応え充分。海外で翻案され、西部劇化されたり、ギャング映画としてリメイクされるなど、注目を集めた作品。

椿三十郎

椿三十郎

大ヒットした「用心棒」に続き、三船敏郎が再び浪人を熱演、驚異的な二十人斬りを見せる。

ある夜、人気のない社殿で九人の若侍が密議していた。城代家老に汚職に関する意見書を提出したが受け入れられず、逆に大目付に諭され鬱憤を貯めていたのだ。そこへ物陰から一人の浪人が現れ、大目付が黒幕であると助言。現状はその通りで浪人は若侍達を手助けする事になり、お家騒動に巻き込まれていく……。
大ヒットした「用心棒」に続き、三船敏郎が再び浪人を熱演、驚異的な二十人斬りを見せる。そして最大の見所はラストの三船と仲代達矢の決闘シーン。長い睨み合いの末、一瞬の居合いで勝負がつく。血が噴水のように噴き上がる演出は、それまでのどの映画にもなかったもので、その後の映画に決定的な影響を与えた。

心中天網島

心中天網島

男女の愛憎と情念を描く鮮烈な映像美。
近松門左衛門の浄瑠璃の最高傑作を、先鋭的手法で映像化。

治兵衛は、妻子がありながら遊女小春と深く馴む。情死を案じた治兵衛の兄に、小春は治兵衛と死ぬつもりはないと話す。それを立ち聞きした治兵衛は、小春が心変わりしたと思い取り乱す。数日後、恋敵が小春を見受けするとの噂をに、治兵衛は悔し涙にくれる。見かねた妻のおさんは、小春の心変わりは、自分が頼んだことだと打ち明ける。そこへおさんの父が来て、おさんは離別させられる。治兵衛は、小春と網島の大長寺で心中する…。

必殺仕掛人

必殺仕掛人

池波正太郎原作の“必殺”シリーズの映画版第1弾!
殺しの代行をする仕掛人たちの活躍を描く。

江戸の鍼医者・藤枝梅安は、裏では殺しの代行をする仕掛人として暗躍していた。そんな梅安のもとに、今日も依頼が舞い込む。元締の音羽屋半右衛門から、ロウソク問屋の辻屋文吉の後妻・お照を仕掛けてほしいというものだった。お照は盗っ人稼業・駿府の音蔵の娘。父が殺されたあともみずから悪事を重ねており、そのうえ辻屋の身代をねらっていた。

将軍家光の乱心 激突

将軍家光の乱心 激突

緒形拳、織田裕二ら豪華俳優による斬新な時代劇!
将軍継承問題に絡む陰謀が入り乱れる…。

将軍・家光の長男、竹千代を幕府の刺客団が襲撃するが、竹千代の身辺には凄腕の浪人たちが護衛に付いていたことから、ことなきを得た。その浪人たちとは、石河刑部を長とする戦闘無頼の7人の男たち。竹千代を預かる佐倉藩藩主・堀田正盛が、万が一のことを予想して雇ったのだ。…すべての発端は将軍継承問題にあった。

隠し剣 鬼の爪

隠し剣 鬼の爪

藤沢周平の原作を山田洋次監督が映画化した時代劇。

時は幕末。東北の小藩である海坂藩に籍を置く片桐宗蔵は、かつて自らの家に女中奉公に来ていた娘・きえと再会を果たす。しかし、大きな油問屋に嫁ぎ、幸せに暮らしていると信じていたきえの、寂しげな後ろ姿に胸を痛める。それから数ヶ月後、妹の志乃からきえが病で伏せっていると聞いた宗蔵は油問屋へ駆けつける。やつれ果てたきえの姿を見た宗蔵は、主人に離縁状を用意するよう申し伝え、自らきえを背負って自分の家に連れて帰るのだった。

大奥

大奥

仲間由紀恵、西島秀俊ら豪華スター競演!
江戸城・大奥の史上最大の恋愛スキャンダルを軸に、豪華絢爛な愛憎絵巻が繰り広げられる!!

第七代将軍・徳川家継の時代。幕府では幼い家継に仕える側用人・間部詮房と、老中たちとの権力争いが表面化する一方、大奥では先代家宣の正室・天英院と、家継の生母である側室・月光院とが対立していた。そして月光院を擁護する大奥総取締の絵島もまた、天英院派から反発を買っていた。そんなある日、江島は歌舞伎役者の生島新五郎と出会う。

火天の城

火天の城

西田敏行、大竹しのぶ競演!
織田信長の命を受けた名工が、前代未聞の巨城・安土城を築くまでを描いた一代歴史スペクタクル。

時に天正三年、長篠の戦いで甲斐の武田勢を破った織田信長は、翌年にはその天下統一事業を象徴するかの如き巨城を、琵琶湖を臨む安土の地に建築することを決意する。設計および現場の総棟梁として、今川義元との戦より十数年に亘って才気を発揮してきた熱田の宮大工・岡部又右衛門を総棟梁に任命。又右衛門は「三年で安土の山を丸ごとひとつ城にせよ」という信長からの直々の厳命を受ける。

御法度

御法度

松田龍平とビートたけしが出演する、大島渚監督作!
妖艶な美少年隊士をめぐって引き起こる愛憎劇。

幕末の京都。血気盛んな男たちの集団「新選組」にひとりの美少年が入隊する。彼の妖しいまでの美貌をめぐって、男たちの中を駆け巡る嫉妬とうわさ、そして憶測。「局中法度」「軍中法度」という厳しい戒律の下、抗争と殺戮に明け暮れていた新選組が、狂気を帯びた集団に変貌していく…。

劇場版 猫侍

劇場版 猫侍

つぶらな瞳が、“武士魂”を一刀両断!?
コワモテの剣豪とツンデレ白猫がおりなす、笑いと涙の幕末喜劇。

時は幕末。かつて百人斬りと恐れられた剣豪、斑目久太郎は、仕官が叶わず、傘張りの内職で食いつないでいた。ある日、彼が暮らす貧乏長屋に、犬をこよなく愛する「犬派」の米沢一家が、敵対する「猫派」の相川一家の親分の飼う「猫」の暗殺を依頼しにきた。大金につられ引き受けた斑目だったが、その白猫・玉之丞のつぶらな瞳に見つめられるや否や、彼の目尻はデレぇ~。こっそり長屋に連れ帰り玉之丞を飼い始めた斑目。しかし、まんまと白猫に振り回されるハメになり…。

一命

一命

市川海老蔵と瑛太が、“切腹“という行為を通して武家社会という
権力に立ち向かった浪人を熱演。

なぜ、男は、切腹を願い出たのか。そこに、秘められた真の目的とは?―――日本映画史に残る傑作時代劇『切腹』(1962)と同原作―――江戸時代初頭。大名の御家取り潰しが相次ぎ、仕事も家もなくし生活に困った浪人たちの間で、裕福な大名屋敷に押しかけ職や金銭をせびる「狂言切腹」が流行していた。ある日、名門・井伊家の門前に切腹を願い出る一人の浪人・津雲半四郎(市川海老蔵)が現れる。家老・斎藤勘解由(役所広司)は、数ヵ月前にも同様に切腹を願い出た若浪人・千々岩求女(瑛太)の、狂言切腹の顛末を語りはじめる。武士の命である刀を売り、竹光に変え、恥も外聞もなく、切腹を願い出た若浪人の無様な最期を――。その話を静かに聞き終えた半四郎は、驚くべき真実を語りはじめるのだった…。

利休にたずねよ

利休にたずねよ

時の権力者をも畏れさせた茶聖・千利休が、本当に愛したものとは?

雷鳴が轟く雨嵐の早朝、3千もの兵に取り囲まれた利休邸。太閤・豊臣秀吉の命により今まさに稀代の茶人・千利休は自らの腹に刃を立てようとしていた。死に向かう夫に対して、妻・宗恩が尋ねる。あなた様には、ずっと想い人がいらっしゃったのでは…と。その言葉が、利休の胸中に秘められた遠い記憶を蘇らせていく。かつて、利休は織田信長の茶頭として仕えていた。信長にまで、美は私が決めることと豪語する彼の絶対的な美意識は、やがて信長家臣の秀吉をも虜にする。信長の死後、天下統一を果たした秀吉の庇護の下、天下一の宗匠として名を馳せる利休。しかし、その名声は次第に秀吉の心に渦巻くむさぼりに火をつける。愛する者を奪われ、立場が危ぶまれていく利休。残る彼奴の大切なものは…利休がひた隠しにする、彼に美を教えた何か。秀吉が執拗に追い求めるその秘密は、青年時代の利休に隠されていた。若かりし頃、利休は色街に入り浸り、放蕩の限りを尽くしていた。そんなある日、高麗から攫われてきた女と出逢う。その気高き佇まいと美しさに一目で心を奪われた彼は、後に彼の師匠となる茶人・武野紹興の手引きの下、甲斐甲斐しく女の世話を焼くことになり、次第に二人は心を通わせていく。しかし女は一国の王への貢ぎ物であり、それは叶うはずのない恋。やがて、別れの時を目前に迎えた夜、利休の情熱がある事件を引き起こす。果たして、その先に利休が見たものとは…。

TAJOMARU

TAJOMARU

原作・芥川龍之介、監督・中野裕之、主演・小栗旬の豪華タッグが実現した時代劇アクション!

時は乱世。名門家の次男・直光は、兄弟同然だった家臣・桜丸の陰謀により、人生が一変する。許婚の阿古と共に家を出た直光だったが、山中で盗賊・多襄丸に襲われる。そこで直光が耳にしたのは、信じられない阿古の裏切りの言葉であった。逃げる阿古を追おうとして直光に一突きにされた盗賊・多襄丸は、死ぬ間際に直光にその名を継がせ、直光は多襄丸として生きる道を選ぶ。

阿修羅城の瞳

阿修羅城の瞳

劇団☆新感線の中島かずき原作による人気舞台を、市川染五郎と宮沢りえを主演に迎えて映画化。

時は、文化文政。活気に溢れる江戸の町。しかし、人々が精力的に活動する中、人を喰らい人の世を滅ぼさんとする“鬼たち”がのさばり、鬼の王・阿修羅復活の時を待ちわびていた。そんな鬼を瞬時に見分けて斬るために幕府は精鋭組織「鬼御門」を結成。日々暗躍を繰り返している中、一人の男と一人の女が運命的な出逢いを果たす。男はかつて「鬼御門」の副長を務め、“鬼殺し”の異名をとっていた人気舞台役者・病葉出門。女は恋をすると鬼の王・阿修羅に生まれ変わってしまう恐るべき宿命を背負ったつばき。二人の悲しき恋が幕を開けた時、阿修羅復活に向けて動く美しき鬼女・美惨と、自らの野望の為、鬼に魂を売った「鬼御門」の安倍邪空の陰謀が、出門とつばきに迫り寄る。逆しまの縁に結ばれた人と鬼が入り乱れ、愛と欲望が渦巻く中、遂に江戸の上空に壮厳な阿修羅城が浮かび上がる。つばきを追って阿修羅城へ向かう出門。その先にあるのは、滅びか、救いかー。

茶々 天涯の貴妃

茶々 天涯の貴妃

和央ようか、寺島しのぶら豪華俳優競演の戦国絵巻。
秀吉の側室・茶々の波乱に満ちた生涯を壮大に描く。

織田信長の妹・お市と、浅井長政との間に生まれた三姉妹の茶々、はつ、小督。1573年に長政が信長に攻め滅ぼされた後、お市とその娘の三姉妹は、織田家の重臣・柴田勝家のもとに身を寄せる。信長亡き後に羽柴秀吉が頭角を現していく中、秀吉に攻め込まれた勝家とお市は共に自害する道を選ぶ。そして三姉妹は秀吉の囚われ人として暮らすことになる。

GOEMON

GOEMON

江口洋介、大沢たかお、広末涼子ら豪華キャストが生み出す、時代劇エンターテインメント!

1582年 天下統一を目指した織田信長は、その夢目前にして、家臣・明智光秀の謀叛により本能寺で暗殺される。しかし、信長の右腕であった豊臣秀吉が、その数日後に光秀を討伐。その功績をもって信長の後を継ぎ、豊臣政権を制定。世は火種を残しつつも、一時の平和を謳歌していた。そこに、彗星のごとく現れる一人の盗賊・石川五右衛門。超人的な身体能力を武器に、金持ちから盗み、貧しきものに分け与える英雄に庶民は熱狂する。ある夜、盗み出した財宝の中に、南蛮製の箱を見つける五右衛門。その箱の中にはある重大な秘密が隠されていた。忘れ去ろうとしていた過去の扉を開いてしまう五右衛門。箱の秘密を追う、石田三成と霧隠才蔵、そして徳川家康と服部半蔵。真実を巡る壮絶な戦いが始まる…。

駆込み女と駆出し男

駆込み女と駆出し男

井上ひさしが10年をかけて紡いだ『東慶寺花だより』を原案に、
「わが母の記」の原田眞人監督が映像化!

質素倹約令が発令され、庶民の暮らしに暗い影が差し始めた江戸時代後期。鎌倉には離縁を求める女たちが駆込んでくる幕府公認の縁切寺、東慶寺があった。但し、駆け込めばすぐに入れるわけじゃない。門前で意思表示をした後に、まずは御用宿で聞き取り調査が行われるのだ。戯作者に憧れる見習い医者の信次郎は、そんな救いを求める女たちの身柄を預かる御用宿・柏屋に居候することに。知れば知るほど女たちの別れの事情はさまざま。柏屋の主人・源兵衛と共に離婚調停人よろしく、口八丁手八丁、奇抜なアイデアと戦術で男と女のもつれた糸を解き放ち、ワケあり女たちの人生再出発を手助けしていくが、ある日、二人の女が東慶寺に駆け込んできて…。

合葬

合葬

柳楽優弥・瀬戸康史、W主演作。
知られざる彰義隊の真実を描いた杉浦日向子の傑作漫画がついに実写映画化!

知られざる彰義隊の真実。終わりゆく江戸、切なく揺れ動く青春最後の一ヶ月。慶応四年(1868年)四月十一日、三百年に亘る江戸幕府の時代が終わりを告げた。 第十五代将軍・徳川慶喜は新政府軍に江戸城を明け渡し、明治時代が幕を開けたのである。 鳥羽・伏見の戦い後、将軍の警護および江戸市中の治安維持を目的として有志により結成された「彰義隊」。高い志をもって結成され江戸の民衆から慕われながらも、幕府の解体とともに反政府的な立場に追いやられてしまった彰義隊は、「新撰組」や「白虎隊」に比べると、これまであまり語られることがなかった。 『合葬』は、将軍に熱い忠誠心を持ち、自らの意思で彰義隊に加わった青年・極(柳楽優弥)と、養子先から追い出され、行くあてもなく赴くままに入隊した柾之助(瀬戸康史)、彰義隊の存在に異を唱えながらもそこに加わらざるをえなかった悌二郎(岡山天音)の、時代に翻弄された数奇な運命を描く。

信長協奏曲

信長協奏曲

“サブロー信長”による、笑って泣ける冒険活劇が劇場版で最終章を迎える!

安土城の完成と天下統一を目前にしたサブローは、ふと手にした教科書で織田信長は間もなく死ぬ運命にあることを知る。その運命に戸惑い、苦悩するサブローだったが、帰蝶や家臣たちの力強い支えのもと、運命に抗い、この時代で生き抜くことを誓うのだった。そして、愛する帰蝶との結婚式を計画するサブロー。場所は京都・本能寺…。時を同じくしてサブローの周りでは不穏な企てが水面下で動き出していた。周囲から愛されるサブローに嫉妬心を抱く光秀。積年の恨みを持ち、信長暗殺の機を伺う秀吉。果たしてサブローは織田信長の歴史を変え、彼の望む平和な国を築くことができるのか!? 1582年、本能寺で彼を待ち受けるものとは……!?

海難1890

海難1890

日本×トルコ合作映画。壮大なスケールで贈る真実の物語。

1890年、和歌山県串本町沖。後のトルコであるオスマン帝国の親善使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号が座礁して大破、海に投げ出された乗組員500名以上が暴風雨で命を落とす。そうした過酷な状況下で、元紀州藩士の医師・田村元貞(内野聖陽)やその助手を務めるハル(忽那汐里)ら、地元住民が懸命の救援活動に乗り出す。それから時を経たイラン・イラク戦争中の1985年、日本政府は危機的状況を理由にテヘラン在留邦人の救出を断念。そんな中、トルコ政府は彼らのためにある行動を取る。