懐かしのロボット・SFアニメ特集

あの頃に見た名作をもう一度。70年代、80年代、90年代の
名作ロボットSFアニメから何度も見たくなる人気作品を集めました。

機動戦士ガンダム

機動戦士ガンダム

君は生き延びることができるか…。

「ガンダム」シリーズの原点になったTVシリーズ第1弾。宇宙世紀0079。ジオン公国と地球連邦政府が戦争を繰り広げる中、サイド7に住むアムロ・レイは、ジオン軍の奇襲をきっかけに、連邦軍のモビルスーツ“ガンダム”のパイロットになってしまう。様々な戦いを経て、アムロは“ニュータイプ”へと覚醒していく…。

作品の見どころ
1979年に発表された衝撃の作品。ここから時代は大きく変わっていった。全43話のTVシリーズは、ヒーローロボットをリアルに見せようと腐心する端境期の工夫に充ちていて、後の劇場版よりも熱い情熱を感じさせる。みどころはTVシリーズのゆったりした時間をふんだんに使って見せる言動の「行間」だ。アムロが目をそらし、ブライトが眉をひそめるとき、そこに意味のニュアンスが発生して感情が画面から飛び出し、生身に見えてくる。そんな人間たちのドラマは、見れば見るほど味わいが深まる。TVシリーズでしか見られないモビルスーツも多数登場。日本のアニメを語るときには絶対に欠かせない、珠玉の輝きを永遠に放ち続けるアニメである【アニメ評論家 氷川竜介】

伝説巨神イデオン

伝説巨神イデオン

伝説の巨神をめぐる壮大な物語。

富野由悠季が総監督を担当したTVアニメ。TV版で描かれなかったクライマックスは、劇場版の「発動篇」として公開された。異星人のバッフ・クランと人類の偶発的な戦闘。その中で、目を覚ます伝説の巨神…。運命に取り込まれたコスモたちは、苦難の旅に飛び立つ。人は分かり合えるのか? そして、「イデ」とは何か?

作品の見どころ
富野由悠季監督が『機動戦士ガンダム』に続けて世に放った超大作。異星人との接触が植民星の人々を戦火に巻き込み、伝説の無限力《イデ》のパワーが巨神を復活させる。いつ果てるとも知れぬ宇宙の逃避行は大戦争に発展し、やがて2つの種族を破局へと導いていく。みどころは争いの中核にある《イデ》の謎と、ギスギスした内部衝突を繰り返す人間くさいキャラクターの言動。リアルな人の心理が星を割るほど壮絶なイデオンのパワーに結びつき、圧倒的なビジュアルによって描きぬかれる。湖川友謙の人物描写力、板野一郎の高速メカ戦闘など、作画的にも後世に大きな影響を与えた。まさにアニメの歴史を変えた必見の超大作SFアニメである【アニメ評論家 氷川竜介】

超時空要塞マクロス

戦闘メカ ザブングル

マクロの空をつらぬいて、今 スペース・ラブ・ロマンスの幕が開く!!

「オーガス」「サザンクロス」と3作品制作された「超時空」シリーズの第1弾にあたるTVアニメ。墜落した謎の宇宙戦艦を修復し、「マクロス」と名付けた人類。だが、その進宙式の際、ブービートラップが発動して巨大異星人・ゼントラーディ軍の攻撃が始まった。そして、マクロスは異星人との戦いに巻き込まれていく…。

作品の見どころ
壮大なSF設定とラブコメディが融合した人気ロボットアニメ。可変戦闘機バルキリーとアイドル歌手リン・ミンメイ、「メカと美少女」で大ブームを呼んだ画期的な作品だ。みどころは、精緻なメカニズムの数々と美麗なキャラクターの恋愛ドラマの共存。特に初期エピソードで少女の気まぐれに翻弄される主人公・一条輝の優柔不断な言動はもどかしく、同時に非常に身近に感じられる。シリアスとギャグを混在させながら進む物語展開は、第27話「愛は流れる」で大爆発。アイドルソングをバックに壮大な宇宙戦争と地球滅亡が描かれる怒濤のクライマックスは、大きな感動を呼ぶ。後のアニメ史の流れを大きく変えた必見の作品である【アニメ評論家 氷川竜介】

戦闘メカ ザブングル

戦闘メカ ザブングル

砂塵渦巻く地の果てで、熱血ジロンと美女二人!

富野由悠季総監督による異色TVアニメで、後にTV版を編集した劇場版も公開された。惑星ゾラと言われる地球。そこで暮らす少年のジロンは、“三日限りの掟”に反抗して両親の仇であるティンプを追っていた。だが、その行動は、やがてゾラの支配者階級イノセントの存在をも揺るがす、大動乱へと発展していく。

作品の見どころ
監督:富野由悠季。砂塵まきあがる荒れ果てた原野を、ウォーカーマシンに乗ってジロン少年が駈けぬける! 支配階級イノセントによる体制を疑問に思わなかった人びとは、ジロンの信念と活気あふれる行動を見ているうちに、自らの意志で立ち上がり始める。決められた掟にただ従わされるのではなく、考えて動くことが大事。みどころは、そんなメッセージをアニメらしい快活な「動き」で見せる画面だ。丸顔で愛嬌のあるジロンの躍動感は観客にも勇気を与えてくれる。2台目のザブングルの登場をはじめ、ロボットアニメのパターンを破りまくった展開も楽しく、気がつくと主人公たちとともに風の中を走ってる気持ちにさせられる。気分爽快な活劇アニメだ【アニメ評論家 氷川竜介】

聖戦士ダンバイン

聖戦士ダンバイン

異世界に導かれた「聖戦士」たちが繰り広げるオーラ・バトル

異世界バイストン・ウェルに引き込まれた若者ショウは、不思議な人型戦闘兵器“ダンバイン”を与えられ、野望に燃える地方領主ドレイクの“聖戦士”として迎えられる。抵抗勢力の若きリーダー・ニーと、それに協力するマーベル達に出会ったショウは、ドレイクの野望を阻止しようと彼らと共に立ち上がる。

装甲騎兵ボトムズ

装甲騎兵ボトムズ

高橋良輔監督の代表作、ハード指向のリアルロボットアニメーション。

どこか人間性の欠落した主人公、使い捨ての消耗品として描かれるロボット兵器……本作品は、多くのロボットアニメとも異なる構造を持つ、リアルロボットアニメ。百年戦争の末期、謎の作戦に参加した兵士キリコは、最高機密の素体を目撃し、軍から追われる身となる。地獄のような日々の向こうにキリコはなにを見るのか?

作品の見どころ
高橋良輔監督の代表作。アストラギウス銀河を二分する百年戦争の中で、消耗戦のために作られた最低の二足歩行兵器AT。それに乗る一兵士に過ぎなかった主人公キリコを見舞う数奇な運命を描く。カプセルに眠る謎の美女「素体」との遭遇からミステリアスな物語が展開する。陰謀渦巻く腐敗した街ウドや内乱の続く湿地帯のクメン王国など、舞台を変えながらキリコは転戦。その行動を引っぱるのは素体に名づけた「フィアナ」という女性への慕情。そしてゴウト、バニラ、ココナたち仲間との絆である。無骨なメカ戦など描写はハード極まりないが、その中心には愛と人情がある。全52話、一度見始めたら最後まで止まらない異色のロボットアニメだ【アニメ評論家 氷川竜介】

重戦機エルガイム

重戦機エルガイム

戦乱のペンタゴナ・ワールドで、鋼の騎士ヘビーメタルが激突する! 

ペンタゴナ・ワールドの辺境にある惑星コアムの青年ダバ・マイロードは、やがて反乱軍を率いてペンタゴナ・ワールドの支配者オルドナ・ポセイダルに立ち向かう。ポセイダルの部下でありながら支配者になるという野望に燃えるギワザ・ロワウと三つ巴の戦いの果てに、ペンタゴナ・ワールドに平和の時は訪れるのか?

機動戦艦ナデシコ

機動戦艦ナデシコ

佐藤竜雄監督がおくるSFアニメの傑作!
突如、火星に現れた謎の敵に民間企業の戦艦が立ち向かう!!

はじまりは…火星。突如、木星蜥蜴(もくせいとかげ)と呼ばれる謎の敵がユートピアコロニーを襲った。その戦闘力は圧倒的で、火星、月の裏側を次々に制圧してゆく。そんな時、地球の平和を守るべく(!?)民間企業ネルガルは、実験戦艦ND-001ナデシコの建造を終了していた。ナデシコには技術的優位に立つ木星蜥蜴に唯一対抗できる兵器、ディストーションフィールドとグラビティブラストを装備していた。だが、そこに集うクルーたちは、各方面からスカウトされた能力が一流なら性格は問わないという、一癖も二癖もある人物ばかり。そんなナデシコの艦長は火星出身のミスマル・ユリカ。そして、出港間際のナデシコに、今一人、火星生まれの青年、テンカワ・アキトが偶然乗り込む。二人は幼馴染であった。アキトは、コック見習いとして採用されたが、突然の敵襲により、機動兵器エステバリスのパイロットとして敵と戦うことになってしまった!!

ブレンパワード

ブレンパワード

「機動戦士ガンダム」の富野由悠季監督による、“人の絆”をテーマに描いた物語。
今だからこそ心に響く、21世紀へのメッセージ!

主人公は、両親を自ら捨てた伊佐未勇と、幼い頃に両親を亡くしたブレンパワードのパイロット宇都宮比瑪。時は近未来、生体エネルギーを吸い取り宇宙へ浮上しようとする謎の遺跡「オルファン」を止めるため、国連は「ブレンパワード」を使う一方、「リクレイマー」となり、共に宇宙へ旅立とうとする…。

新世紀エヴァンゲリオン

新世紀エヴァンゲリオン

アニメ史に残るメガヒット作!
西暦2015年。第3新東京市にさまざまな特殊能力を持つ“使徒”が襲来。

西暦2015年。第3新東京市に、さまざまな特殊能力を持つ“使徒”が襲来した。主人公・碇シンジは、人類が“使徒”に対抗する唯一の手段である人型決戦兵器エヴァンゲリオンの操縦者に抜擢されてしまう。今、人類の命運を掛けた戦いの火蓋が切って落とされる。果たして“使徒”の正体とは?少年たちと人類の運命は?

新機動戦記ガンダムW

新機動戦記ガンダムW

「お前を殺す」。破壊工作員として地球に送り込まれた、5人の少年たちの戦争。

秘密結社OZ壊滅をねらって密かに地球に送り込まれた5人の少年たちの戦争。A.C.195年――地球統一連合の圧政に苦しむ宇宙コロニーは、5人の少年と5機のガンダムを地球に送り込む。パイロットのひとり、ヒイロは連合軍高官の娘リリーナに正体を知られ、彼女を殺そうとするのだが…。

マクロス7

マクロス7

A.D2045。銀河よオレの歌を聴け!

「マクロス」シリーズのTVアニメで、OVA「マクロスプラス」と同時期に制作された。移民惑星を求め、新マクロス級移民船の7番艦(マクロス7)は旅を続けていた。だが突如、謎の船団の奇襲を受けるマクロス7。果たして、謎の船団の目的と正体とは…? やがて、マクロス7は恐るべき戦いの渦に呑み込まれていく…。

作品の見どころ
監督:アミノテツロー。最初のシリーズから35年後、星間移民船団を舞台に次世代の「歌と戦い」を描く。ミレーヌ・ジーナスはミリアとマックスの娘。彼女の所属するロックバンドのボーカリスト、熱気バサラは敵襲に際してファイヤーバルキリーで出撃する。だが、バサラは戦わずに「俺の歌を聞け!」と絶叫し、なぜか敵は退散する。みどころはこの常識破りの行動が、次第に周囲の状況を変えていくプロセスだ。最初バサラの行動は異常な扱いをされるが、やがてそれが戦いを終結へと導いていく。ロックとはそうした常識を破壊する力があるのだ。少しずつだが着実な変化を感じる時間の流れ方をバサラの熱唱とともに楽しんで欲しい【アニメ評論家 氷川竜介】

機動武闘伝Gガンダム

機動武闘伝Gガンダム

ガンダムの新境地を切り開いたモビルスーツ格闘アクション
ガンダムファイト、レディ・ゴー!

4年間の主導権を自らの国に勝ち取るため、各国代表のガンダム同士が激闘を繰り広げる「ガンダムファイト」。ネオジャパンの代表として、第13回目のガンダムファイトに参加したドモン・カッシュは、手強いライバルたちと拳を交えながら友情と信頼の絆を深め、人類の敵であるデビルガンダムに立ち向かってゆく……。